Laboratory Hours!


2001. 8. 1 (Wed)

11:33

大学前の正門に入るあたりで、サイレンの音が。「ウゥーウゥーウゥー」 なんだ?事故か?病気か?と思いつつ、どうせ通過するだけだろうと思っていると、ぐいっと曲がって大学の中へ。消防車である。っていうか、サイレンの音で気がつきたい。野次馬根性はそれほどないのだが、火事か?爆発か?バイオハザードか?などと思いつつ、桜並木を歩いていると、うしろから猛スピードでサイレン音が。構内速度規制や一方通行もなんのその、ぶっ飛ばして行った。さらに歩いていくと、我が研究棟であるところの西8号館前で停車している。このへんに火事の要因はあまりない気が…。消防隊員数名は階段を下りてグランド方面に歩いて行った。いったいなんだったのか、本気でネタにしたければ、あとを追ってみるべきであっただろう。

さて、私がホームページにしているページがリニューアルされている。うーむ、使い勝手はどうなのかな。しかし検索はもはやこのページを使用していないので、ホームページをどこか他のところにしたほうがよいかもしれない。

12:00

よく考えると、8月だったりする。M1のひとりは帰省してしまった。

どたんば 【土壇場】
〔江戸時代の首切り場の意から〕最後の場面。物事のせっぱつまった場合。「―まで追い詰められる」「―へ来て逆転する」

おなかすいたなあ。

17:15

昨日の時点では、今日の夕方にも泳ごうと思っていたのだが、睡魔 (スイマー) に襲われている現状では危険なのでやめることに決定。…残念。

2001. 8. 6 (Mon)

11:36

我が身分は「学生」である。いくら研究室所属とはいえども「学生」である。たとえ修士課程の2年という学年であっても「学生」である。いかに研究が進んでいないといっても「学生」なのである。そして、季節は今、「夏」である。いくら研究室所属とはいえども、公式には「夏期休暇」の最中である。というわけで、週末くらいは休ませていただく。いや、週末でなくても、今週半ばからは大きく休むのだが。
というわけで、2日から5日までの4日間、研究室には来ていないのであった。

8.2 (Thu)
部屋の掃除。浅草橋花ヴィ買い出し部隊。渋谷うみgoods購入作戦。下丸子hiroko回収作戦。レンタカーget作戦。
8.3 (Fri)
うみ2001(1)。相良へgo!のドライブ。泳ぐ。食べる。花火をする。パスタ連射作戦…成功率95% (19/20 -- 285連射)。飲む。寝る。
8.4 (Sat)
うみ2001(2)。起きる。食べる。片付ける。出撃。まったり@海の家。2日目も遊ぶ!作戦を微小展開。撤収。帰還のドライブ。解散。帰宅。撃沈的睡眠。
8.5 (Sun)
普通に休日。「ルパン三世 アルカトラズ コネクション」(録画) を見たりする。

実のところ、7月半ばからの週末、毎回毎回、普通に遊んでいるような…。

18:03

今日はリハビリな日々であった。

2001. 8. 7 (Tue)

18:32

トラブってんじゃねぇぞ、コノヤロー! というわけで、設定とか、真っ青な画面とか、インストールとか、管理者権限とか、いろいろいろいろ。そして、猛威(?)をふるう SirCam ウィルスのメールが捕獲されていたり、admin に送られるものならまだしも、一般ユーザ宛にまできはじめたし、Code Red ワームの攻撃は日に日に増しているし、しかも半分以上が学内のホストからの攻撃だし。さらに、週末の停電に備えてシャットダウンおよびリブートの作戦を遂行(しかもその期間オレは帰省中)しなくてはならないし…。というわけで、オレはオレのやりたいことができなくて困っているのだ。仮想デスクトップ No.2 では、コードを開いたエディタと、メイク用のrxvtが数時間、放置されている。

2001. 8. 8 (Wed)

18:00

休日を最大限に利用しようとするならば、オフになった途端に行動を開始し、オフが終わる直前にその行動を終了するのがよい。とはいっても、オンになる直前には、なにもしない休息(すなわち睡眠)をとるべきであろうし、オフにおける行動をとる前には、それなりの充電(という名の睡眠)をとるべきであろうと考えられる。
というわけで、明日の午前7時に羽田を離陸する(予定の)飛行機で帰省し、1週間後の午後10時に羽田に着陸する(予定の)飛行機でこちらに戻ってくることとする。本当はもう少し帰省している予定だったのだが、遅れ気味の研究を(進めるふりを)したり、あるいは後輩の(進捗報告の準備の)面倒をみたり…といったことが必要かと思われたので、少々短めではあるが、はいぱーな帰省(あるいはスポンサーの御機嫌とり)をするということになったのである。
当然のことながら、帰省中は研究室に来ないので、ここが更新されるということは物理的にありえないということを宣言しておくものである。

2001. 8. 9 (Thu) [Hometown Hours]

4:56

帰省するのだっ! といって、これから羽田に向かわなくてはならないというのに、このようなものを書いているのはいかがなものかと思う。そもそも、研究室のメールを転送設定するのを忘れてしまったという大失態をすでにやっていたりする。
というわけで、オフラインな環境にもかかわらず、更新は続くのである。っていうか、こんなものを書いているひまがあったら、微文積文を書け、いや、研究でもしろという気もするのだが…
いずれにしろ、帰省中にもこういうことをしていることに気がつく輩はそうそうおるまい、うひゃひゃひゃひゃ。

10:17

ってなかんじで、さくっと帰ってきて、一服したところである。今回も気がついたら離陸して空の上だった。それにしても、マニアル車は私にとって混乱を招く物体らしい。
はふ…、ひと旅を終えたものの、いまだ午前10時だったりするのが、帰省作戦の恐るべきところである。

2001. 8.10 (Fri) [Hometown Hours]

16:42

首都圏では取水制限が始まったらしいが、広島では朝から雨が降っている。起きたらあまりにも暑かったのでシャワーを浴びた。一人暮らしの部屋と比べてシャワーに特化していないのが実家の欠点(?)といえるかもしれない。

母親が謎の選択で買っていた本を読む。

化学・意表を突かれる 身近な疑問 - 昆布はなんでダシが海水に溶け出さないの? -
 日本化学会 (ブルーバックス ISBN4-06-257336-9)
言われてみれば…なぜだろう? 暮らしの中で出会う意外な疑問を集めて謎解き
  • コンビーフの缶詰はなぜあんな形なの?
  • ビールはなぜペットボトルに入ってないの?
  • 蛍光灯が古くなると、なぜ端っこに黒いシミができるの?
  • 調味料はなぜ「さしすせそ」って順に使うの?
  • カニ缶のカニはなぜ紙に包んであるの?
ほか全70項目 (裏表紙より)

内容は、各項目見開き2ページ完結で、娘・息子の質問に父親・母親が答えるという対話形式になっている。そもそもブルーバックスであるから、知識レベルとしては、小学校高学年から高校程度なのであるが、それだけにわかりやすく、しかも、それなりに知識のある人間 (自分のことか?(笑)) が読んでもそれなりに納得するレベルにできている。
本人が立ち読みついでに買った本らしい。微妙に妹に読ませたいようだが、こういう本は興味がないと読まないよなあ…。そもそもうちに理系は、母と私自身しかいない。
それにしても、高校のときにはあったはずの化学系の知識が流石に衰えていることを改めて認識してしまうのであった。とはいっても、説明が理解できないというわけではないので、なかなかそれほど弱っているわけでもないらしい、うむ。

2001. 8.11 (Sat) [Hometown Hours]

16:53

昨夜は母方の祖母と母とともに会食。帰りに本屋によって文庫本を2冊ほど購入するつもりだったのが3冊購入、現在、1冊目を読んでいる。ダメだ、あれ以来、ミステリにハマっている。
深夜というか未明に、WOWOW で海外ドラマを延々と数時間、朝8時まで見続けてしまった。シリーズ一挙連続放映とかいうのにはきわめて弱い。ゆえに、起きたのは午後なのである。ダメじゃねえか…。

2001. 8.12 (Sun) [Hometown Hours]

23:07

はっ。日記かいてないし…。

2001. 8.15 (Wed) [Hometown Hours]

23:28

いやじつは先ほど帰省から帰ってきたのですが。
結論としていえるとすれば、たとえパソコンが手元にあっても、ほぼ常時、電源が入っていて、しかも、その近くにいて、さらに、完全にリアルタイムに公開されないと、こんなしちめんどうくさい、くだらないことを書きとめることなんて不可能に近いということであります。っていうか不可能でした。
明日からは、本拠地(?)に戻ることになります…はい。

2001. 8.16 (Thu)

17:53

ダメ管理者の休暇明けとは、休暇中に思わず噴出した、ダメ設定の後始末に終始する。それはそれはダメである。

17:58

というわけで、戦線復帰なのである。
実のところ、diary スクリプトを持って帰って、帰省中にも更新(サーバは別のところで)しようとしたのだが、挫折してしまったのである。あまりにもアレなので、“Hometown Hours!”と銘打ったそのファイルとデータは抹消することにしたい。
さて、復帰したのだが…まずい、秋の足音が聞こえる。ちょっと焦らなきゃでしょうか。しかし、夏は過ぎ去らず。もう少し遊びたい。そして、ボスであるところの教授はおそらく休暇中で、学生諸君もあまり来ていないとなると、いきおい、いまだ夏なのだと叫びたくなるのだ。よくよく考えてみると、まだ、8月半ば、余裕じゃないかと思ってみたりする。

2001. 8.17 (Fri)

15:06

ううむ、どうもよくない傾向が続いているようだ。深夜遅くまで眠れず、朝早くから活動をすることができない。十分な睡眠でなくとも、いいタイミングで覚醒さえできれば、午前中という快適な時間に快適に仕事をすることができるはずだという期待をしているのだが。さて、どうやってリセットしようか。
本日は、教授・助教授・助手、すなわちスタッフの全員が出勤している。どうやら休暇中と昨日に思ったのは単なる勘違いだったようだ。むむう、これでまたいやなプレッシャーを感じながら研究室で遊ばなければ仕事をしなくてはならないのか。
それにしても、来週の月曜日が進捗報告のはずなのに、B4の学生諸君がいないというのは如何なものか。え、もしや、M2にその矛先が向いてきたりということは…それだけはご勘弁ください、っていうか今は絶対的に無理です。

22:36

夕刻に密かに研究室を辞して、出掛けたのである。そのまま帰宅するつもりだったのだが、研究室常駐のコーヒーの小瓶がカラになっていたことを思い出し、補給するために持ち帰らねばならなかったので、少しばかり手間ではあったが、戻ってきたのであった。もちろん、こんな時間になればもはや誰もいない。
思うに、この誰もいない時間帯を有効に使用することができれば、もう少し回転数の高い状態で思考を行うことができるのではなかろうかとも思う。研究室の蛍光灯も3分の1だけつけていて、部屋の半分は暗いという状態のほうが個人的には落ちつく。そういった時間帯を使おうと思えば、夜遅くと、朝早く(おそらく午前中)がよかろうと思われるのだが、しかし、無駄に泊まるというのも憚られる。何故なら、今はまだ、泊まることによる疲労に見あった結果が出せる時期ではないから(一般にもっと押し迫らないと高いパフォーマンスは得られないのが人間の常だ)。もちろんそんな一般的常識に縛られるべきではないのは、いうまでもないのだが。

自分でこんなことをいうのもどうかと思うのだが、昔は、もっとアタマが早く回転していたように思う。会話するときでも、数倍速で回転させて、いくつかのパターンについて想定しながら、進めていたように思う。それは気のせいだったのだろうか。いつからか考えることをサボり、無数の思考の中から言葉を選ぶという作業を止めてしまったのだろうか。
あらゆる機械と同じように、アタマも、ときどき最大速で走らせてやらなければ、ピーク値そのものが低下してしまうに違いない。
「やればできる人間」も、時が経つとともに、「『やればできる』と思っているだけの人間」に落ちぶれてしまうに違いない。

2001. 8.18 (Sat)

10:16

外を歩いているときにはそうでもないのだが、建物の中に入った途端に猛烈に暑い。空気が澱んでいるからだ、よどよど。

16:05

意義あることはやったが、意義ある研究は進まず。明日も来よう。

2001. 8.20 (Mon)

14:45

あったのかどうかもよくわからないが、夏休みが終わったのであった。つまり、ゼミが開始されたのであった。私自身も自分に対してプレッシャーをかけるべきであろう。4月はじめから2月はじめまでを研究室的な1年間とすると、そろそろ折り返し地点なのである。ラストスパートには期待できない種類の人間であるし、4年のときは先行逃切型の進め方をした。今回は(今年は)殆ど進んでいないに等しく、これから細かくチェックポイントを決めて進めて行かん、と思うのだった。

15:30

遅めの昼食(遅すぎ)。そして食後の珈琲。やはり真っ昼間は気力関数が下がる。午前中(昼食の前)がよいらしい。

20:17

ごく微小ながら進む。しかし、やはり、夕方から気力関数は上昇するらしい。しかし、昼間に計画的にサボらないと、上昇する気力についていけないようである。というわけで、明日からは、午前中の快適で孤独な時間にまず活動し、昼下がりは他のことをして、夕刻から再び驀進というイチニチの行動計画を実行することにしよう。
ちなみに、この計画を遂行するための最大のネックは、朝、きちんと起きるということにあったりする。

2001. 8.21 (Tue)

20:49

雨が激しくなってきた。台風11号である。
先ほど食事に出掛けて戻ってくる途中で、助教授殿とすれ違う。彼は帰宅途中である。「トマリ?」とか暴風の中で聞かれた。「泊まりはしないです」と叫び返してやった。当然です、泊まったりはしない。さらに戻ってくる途中で、研究室で遅くまでやっていたB4とすれ違う。おつかれさまである。
というわけで、快適で孤独な時間と空間を手に入れたのであった。あと数時間はこのまま作業を続けることができる。

23:59

学生の学内滞在時間の標準を、9:00から16:30までとしよう。もちろんこの標準が明らかに標準ではないことはわかりきっているが、とりあえず、講義時間がこのようであったという理由でこのモデルを採用する。この場合の滞在時間は、7時間30分である。もちろん、この間には休憩時間や食事時間などが含まれているが、それは適度にとるであろうものと仮定する。
さて、帰宅時刻(学校から出る時刻)を24:00として、そこから7時間30分をマイナスして逆算すると、16:30という時刻を得ることができる。
というわけで、今日はそういう時間に来た。そしてこの時間に帰るのだから、俺は間違っていないのだ!

2001. 8.22 (Wed)

21:05

台風一過というわけか。午後、雨も風も弱まってから出撃。かなり近くを通ったはずだが、なんともなかったようである。台風だからお休みなんていいわけは通じそうにないが、学生の数は極めて少ない。
さて、タイムスタンプが 2000/10/23 になっているソースファイルがある。これはISOのDRAFT TECHNICAL REPORTのAnnexにあったコードをそのままハンドコピーしたものであるが、そのタイムスタンプの時期に入力してコンパイルして、どうも全然ダメダメな結果だったので1年近く放置プレイされていた模様である。それが、今日の夕方、助教授殿と話をしているときに同じ文書があらわれ、そして、ドラフト文書のコードは間違っていることが判明。そこを指摘されたとおりになおすと、まずまずのよい結果が得られてしまったのであった。
なるほど、世の中、間違っている物事は、かなり多く存在するのである。

2001. 8.23 (Thu)

9:53

今日は、朝にきちんと起き、洗濯をし、さらに軽く朝食まで食べてから、研究室に来た。私自身、なかなか捨てたものでもないようで、絶対の決心を持ってすれば、ちゃんと起きて出掛けることができるらしい。絶対の決心が必要なあたりはかなりダメだとは思うが。

2001. 8.26 (Sun)

20:50

かなりどうでもいいことだが、プログラムを書くときの格好は、ジーンズにデニムシャツというのがいいなあ…などと、たったいま、インスタントコーヒーをつくりながら無意味に思ったのだった。つまり、今日はそういう格好をしているということ。しかも、デニムシャツは長袖の袖をまくりあげるのがいいなあ、とも、たった今、思ってみた。
さて、なんで日曜日のこんな時間に研究室にいるんだろう…などと思った人もいるかも。

2001. 8.27 (Mon)

17:50

「ダメな日」と「絶好調な日」というのはやはり明確に存在するものであって、「絶好調な日」は朝から晩までなんでもかんでもうまく行くものなのである。逆に「ダメな日」というのは、やっぱり全般的にダメなのである。朝からダメだと夜までダメで、こいつはもうどうしようもない、と開き直って諦めるのがよい。というわけで、今日はダメな日だ、と宣言・確定し、開き直って諦めてなにもしないことにする。具体的になにがダメか、というと、自分自身そのものがダメなのだが。

18:40

もしもあることが原因でうまい具合に調子が出ないのだとすれば、その原因を迅速に取り除く努力がなによりの近道であろうと思う。
…メシを食おう。

21:33

2時間ほど前だったか、突如、雨が降ってきた。夕立ってやつか。それにしては遅い気もするが。
そして、いまや、やんでいる。帰ろう。

2001. 8.28 (Tue)

17:28

輪講においてうまい質問をするということは極めて楽しいことのひとつである。昨日の輪講においても内容とはまったく関係ないのだが、役に立つ話を先生から引き出すことに成功した。しかし、その内容に関して少しでも疑問があったならば、その情報をもとにして自ら調査することも当然のことながら必要である。昨日は気がつくと17時を過ぎていて、図書館は既に閉館した時間であったので、今日、その資料を調査・コピーするために図書館に行ったのである。人はこの行為を、「ネタ集めに奔走する」とも言う。
実は以前から調べようと思っていたのだが、ある理系作家の小説を読むにつれて、この疑問を何とか明確にしようと思ったのである。長音符号の表記について、である。つまり、「コンピューター」ではなく「コンピュータ」、「クーラー」ではなく「クーラ」と表記する、あれである。これには確固たる原則があったのだった。「JIS Z 8301 : 2000 規格票の様式」の解説に、この原則が附属している。以下に抜粋する。


解説付表3 原語(英語)の語尾の長音符号を省く場合の原則
原則
a) その言葉が3音以上の場合には、語尾に長音符号を付けない。 エレベータ(elevator)
b) その言葉が2音以下の場合には、語尾に長音符号を付ける。 カー(car)、カバー(cover)
c) 複合語は、それぞれの成分語について、上記a)又はb)を適用する。 モータカー(motor car)
d) 上記a)〜c)による場合で、1)長音符号で書き表す音、2)はねる音、及び3)つまる音は、それぞれ1音と認め、4)よう(拗)音は1音と認めない。 1) テーパ(taper)
2) ダンパ(damper)
3) ニッパ(nipper)
4) シャワー(shower)
参考1.  日本工業規格においては、英語のつづりの終わりの-er、-or、-arなどを仮名書きにする場合に、長音符号“ー”を付けるか、付けないか、どちらかに決めたいということで以前から審議してきたが、問題が多く統一は困難なので、それが属する専門分野の学術用語の表記に従っているのが現状である。
2.  学術用語においては、原語(特に英語)のつづりの終わりの-er、-or、-arなどを仮名書きする場合に、長音符号“ー”を付けるか、付けないか、について厳格に一定にすることは困難であると認め、各用語集の表記を、それぞれの専門分野の標準とするが、長音符号“ー”は用いても略しても誤りでないことにしている。
備考 この表は、1990年改正時のJIS Z 8301の附属書2 (用字、用語及び記述符号) から転載した。

おそらくこの表記に関しては、一般の人にとっては少しばかり不自然なのかもしれないが、「いかにも理系、いかにも技術系」な雰囲気を醸し出すという効果が期待されるのではないかと思う。

22:22

数日間も悩んでいたバグの原因が、あまりにもくっっっっっだらないところにあった。自分のダメさ加減にほとほと嫌気がさす。あああああッ!もう! 帰ることにする。

22:23

しかもそういうときに限って、ゾロ目なんて出やがる。

2001. 8.29 (Wed)

15:30

やってしまいました。Gatewayが日本撤退。つまり、最後の製品群のひとつ(といっても、SamsungのOEM製品だったのだが…)を買ってしまった身としては…ということですが。購入から1ヵ月半、一瞬にして、悲劇のマシンとなってしまったというわけです。うぇーん、くろーと的なブランドイメージがあったのになあ。

20:20

悩み過ぎるとハゲるかもしれないのであまり悩まないことにしているのだが、実のところ、ちょっとだけ悩んでいるのだ。もう数ヶ月も前になるのだが、Yahoo!がADSLのサービスを開始したころから悩んでいるのだ。そろそろアナログな弱小回線ではいかんのではないかなあと。そして、何故、今日、こんなことを突如思い出したかというと、今朝、乗った電車でACCAが吊り広告を占拠していたことと、研究室のM1がYahoo! BBの導入に成功しつつあるからであろうと思う。とは言っても、Yahoo! BBは安いだけになんとなく恐い気もしているけどね。
しかし、である。Yahoo!よりは明らかに高いのだが、現在使っているプロバイダもADSLの料金を値下げしているではないか。プロバイダからのメールを読んでいないから情報にこんなに遅れちゃうのである。
とりあえず、そのサービスの内容はというと、月額3,880円ということである。現在はというと、ベーシックプランを使っているから、プロバイダ料金が1,950円、さらにNTTのテレホーダイなどという旧世紀のサービスを使っているので、これが1,800円、しめて、インターネットへの接続には、月額3,750円を使っていることになる。ほとんど変わらないではないか。ただし、ADSLの場合、実際にはモデムのレンタル料とNTTの回線使用料があるから、これに数百円が加算される。よって、価格だけを見れば、まだADSLのほうがやはり高い。
しかし、現在のままでは、深夜以外の接続には電話料金がかかるし、回線速度は亀よりも遅い。そう考えると、もはやこれは、プラン変更するしかない!とまで思えてくるのだった。
もちろん、当然のことながら、初期導入費用を考えなくてはならない。通常の場合、プロバイダでの工事費として3,800円、NTTにおける工事費として2,800円、しめて6,600円の初期投資が必要となるのであった。もちろん、数千円程度は取るに足らないとはいえる。
しかし、である。今すぐ申し込んだところで、半年と少々の後には、大学を卒業し、就職することになり、それはすなわち、引っ越しをするということである。となると、その引っ越した先で、再び、工事費が発生してしまうではないか。これは無駄である。どう考えても半年という期間は短い。これが1年前であれば、確実にプラン変更したであろうが、そのころはまだ高かったのだ。しかも、大学という回線速度の天国のようなところを利用できるのであるから、わざわざ自分の金を使って、たかだか数百Kbps〜数Mbpsの速度を手に入れる必要はないのである。納税者のみなさん、ありがとう。
というわけで、悩みは半年後に持ち越しなのである。おそらく、大学という環境を追われた後には、それなりに高速な回線をカラダが求めるであろうし、初期費用は引っ越しのどさくさに紛れて埋まってしまうであろうと思われるのだ。しかし、そのころには、いや既に、FTTHが現実味を帯びてきているから、ADSLなどという過渡期のサービスを導入することについて悩んでしまうのかもしれない。

2001. 8.30 (Thu)

15:00

ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする。

19:45

最近、ウチでメシ食ってないぞ〜。このままでは、ますます我が家の食糧事情の悪化、および、冷蔵庫利用率の悪化が叫ばれるぞ〜。っていうか、ミルクさえ入ってない冷蔵庫ってなんだ〜。おっとこら、誤解するな、ビールも入ってないんだからな〜。
というわけで、今夜の夕食の確保に行こう。

2001. 8.31 (Fri)

16:13

キミはリニューアルされた“いっしょく”にはもう行ったか? と言って「いっしょくとは何ぞや」などと思ってもらっても困るのだが。いっしょくとは第一食堂であり、本学最大の学生食堂である。…などということは、今週のはじめの月曜日に言うべきであったのだ。なぜなら営業再開は今週の月曜日からだったのである。そんなこととはつゆ知らず、今日の昼に行ってみたのであった。G発見…はいいとして。
それにしても、B4の中間発表対策で今日も輪講であった。しかも午前中から…。ダメ人間化が進んでいるらしく、今日の輪講は10時からだったが、朝という時間に起きてしまうと昼下がりになると眠たい。15時から約30分ほど仮眠をとらせていただいたのである。いや、もちろん、そんなときに、コンピュータのスクリーンセーバに「coming soon!」などと表示したりはしない。

22:15

研究室の片隅にうっちゃられていた「プログラミング言語C++ 第2版 (THE C++ PROGRAMMING LANGUAGE SECOND EDITION)」をざっと読んだ。あくまでもうっちゃられていたから読むのであって、買って読みたいとは(今さら/今は)思わないし、現在やっているプログラムをCから完全なC++に変えようとも思わないのだが。しかし、他人の作ったクラスはときに使う(使ったことがある)から、その時には、ほぼCで書かれたC++プログラムを書いていることになる。綺麗に設計されたクラスを使用すると(プログラミング作業の)効率がよくなることはわかるが、自分でクラスを書くようになるまでに、それなりの(C++そのものについての)勉強をしなくてはならないし、そのクラスも再利用が為されないのであれば、自分のためにしかならない…ということは無駄だ、ということなのかもしれぬ。所詮、The program of myself, by myself, for myself でしかないのだ。

C++ でいいなあ、使いたいなあ、と思う機能
  • クラスによる変数や関数の隠蔽
  • 関数の多重定義
  • オペレータオーバロード
だから、そのうち、C++ をやりたいとは思う。でも、Javaを(将来的には)やらなきゃいけないらしい…。
なぜ C++ にしないか
  • C++ に真面目に取りくむ時間がない
  • C で動いているからいいんじゃん?
もちろん、「Bjarne Stroustrup氏のインタビュー」を読んだからではない。

もしや最大の問題は、Bjarne Stroustrup を完璧に発音できないからなのか…

22:27

そして8月が終わるのであった。今度こそ、夏は終わりだ。


Tetsuya Ishihara