Laboratory Hours!


2001. 6. 1 (Fri)

14:53

ここのところ、連日、Linuxテキスト作成のために夜という時間を使っている。完璧を求めるには、ありとあらゆる場合について操作のテストをしてその記録を取るべきなのである。そういうわけで、時間はいやでも過ぎていくのであった。
さて、昨夜の編集の終わったファイルをフロッピーに入れて研究室に来たところ、読みこめず。フロッピーが弱いのは知っているのですが…。なんとも哀しい。しかたないので、帰る。いや、再びコピーするためであるが。
そういえば、今晩のドラマの録画予約をしなきゃと思って帰ったわりに、それをまた忘れてしまっている。だめじゃん。

18:29

ちょうど3ヶ月ぶりに微積を更新。しかし、ネタがないのが見え見えである気が。
さて、本日はSDKである。そろそろ様子を見にいってみようか…

2001. 6. 2 (Sat)

9:17

昨日のSDKは見事定刻に終了し、その後はもちろん…。
で、帰ったあとそのまま寝てしまったので、胃の中に少々残っている気が…

さて、この週末は研究室旅行であるからして、こんな時間にここにいるのだが。さてどうなることやら。

2001. 6. 3 (Sun)

19:04

というわけで、帰ってきたのである。しかも、帰ってきた途端に呑んでいたりするのである。だって、余ったお酒が冷蔵庫に入らないんだもん。それにしても、事故渋滞の10kmは辛いものがあった。
さて、今回の旅行先は、西湖、河口湖、富士山、というところであった。西湖は「西湖最高さあ行こう」キャンプの地である。なんとなくこのへんかなというあたりが想像できた。さらに、宿泊先は「松屋」であった。これは、1年のときに夏合宿で会議を行った記憶が。ちなみに、あのときに夜に歩いて行ったセブンイレブンは改装中もしくは潰れていたことを報告しておこう。そういえば、部屋に入って外を眺めた途端に思い出したが、あのとき、窓から隣の宿の女の子と話した(もちろんしらふ)んだったっけ。うむ、古きよき(?)思い出である。富士山は五合目までクルマで。天気も良く、なかなかの絶景であった。
さて、暫しの休息を終え、明日から研究と勉学の(!)日々が再び始まるのだ。

2001. 6. 4 (Mon)

20:32

ん、今日はまだ書いていないではないか…それでは、今日の総復習。
昼に起きて研究室に行って輪講。輪講はS教授不在なるもH助教授の添削的ツッコミが激しく、いつにない延長をしたのちに終了。その後、適度に過ごしているうちに夕刻。さて、「プロ研」の発表が明日なので、研究室所属の学生よりも多く、また、真面目な学部3年の4名。発表の練習をするということで、聞く。こういう発表の類に対する質問は得意分野に入るので、うまいこと聞いて欲しいと思っているであろう点についての質問をしつつ、それなりにアドバイスも行ってみた。それが終わって暫くしてから研究室の電話が鳴る。S教授より百年記念館へ召還。B4とM1をひとりずつ連れて4Fのレストランへ。ノリノリで食事。要は会議の後のパーティーの後の処理だが。撤収後、S教授らはエレベータで、学生は階段で降りることになったものの、ノリノリが継続しているので、3F、2Fでエレベータの↓ボタンを押してみる。悪戯は真剣勝負なのだ。と、1Fに到着するのは同時であったが、S教授いわく「さて、誰であるかな。おそらくはIのつくヤツだと思うが」見事にバレてるし。やっぱりそういう人間としてとらえられているということなのであろうか…。いやいや、悪戯っ子(エンターテイナー)ですから…。

2001. 6. 5 (Tue)

15:34

こんな時間に来ることが許されちゃうのだろうか?とも思いつつ来てみたら、ほとんど誰もいないではないですか。こんなことが許されちゃうのだろうか?

2001. 6. 6 (Wed)

14:41

ちょっとどころじゃなく困ったことになった。ウチのパソコンが起動しなくなったのである。ついに寿命なのか?
夜中、インターネット接続中にゴリゴリという音を立てて、「Cドライブに書きこめません」などというおそろしいメッセージを出して止まってしまった。以降、再起動するも、起動せず。ディスクを認識しないのだ。なにやら、ハードディスク二号が原因らしい。しかたないので、二号をBIOSから切り離し、一号からLinuxで起動。二号(hdb)をマウントすると、マウントできてしまう…。謎だ。しかも、読みこめる…、さらに謎。とりあえずしかたないので、電源を切って寝たのだが…。今晩、筐体を開けて見てみることにしよう。おそらく原因の一部は、ハードディスク二号をネジで止めずにそのまま使っているからだと思うのだが(←数年前の大馬鹿)

2001. 6. 7 (Thu)

10:58

昨日は帰る前に国有財産からハードディスクドライブを固定するためのネジをいくつか勝手に寄付してもらい、そして帰ってから筐体を開け、久しぶりにドライバを持って格闘した。開いてみると、特に結線のズレなどもなく、問題ないようにも思えたのだが、この際であるから、ハードディスク1号(パソコンの付属品)と、ハードディスク2号(後から購入して増設)を入れかえることにした。2号は開けてすぐのところに置いてある状態なのだが、1号は極めて作業の困難なところに配置されている。結局、FDDからCD-ROMからずいぶんとはずしてしまった。こうして、1号が購入から初めて光をあびることになったのである。
ところで、IDE接続では基本的にマスタとスレイブというふたつのハードディスクを接続できる。スレイブのハードディスクは直接に制御されるわけではなく、マスタを通して制御される。よって、マスタがなければスレイブは動かないのだ。
これまで、1号がマスタ、2号がスレイブとして接続されていたのであるが、この筐体では、ケーブルの都合上、マスタは作業困難な奥に配置され、スレイブは目の前に配置されなくてはならなかったのである。
さて、購入時期を考えても2号のほうが1号よりも性能は上である。容量はもちろんだが、おそらくは、アクセス速度も上であろう。そして音が静かなのだ。当然ながら、現在の第一線級のものに比べれば騒がしいことであろうが、1号が「ぎゅいーん」というのに比べて2号は「しゅわーん」という回転音である。
さらに、現在、1号は現役で活躍していない。起動時には1号にアクセスしてブートするものの、Windows自体は、システムもデータもすべて2号にある。ということは、起動時のみにアクセスされ、その後は使用されない。無駄である。でんこちゃんに怒られちゃうので、ハードディスクに5分間アクセスされないと回転を停止するように設定してある。そういうわけで、起動後、5分が経過すると、1号は止まってしまい、「ぎゅいーん」は止まる。
問題は、パソコンは動いているものの、しばらくなにもしなかったときである。そういうときは、2号までもが回転を停止してしまう。もちろん、再びアクセスが発生すれば回転はスタートするのだが、余計なことに1号までもが復活してしまうのだ。ぎゅいーん。
つまり、である。奴隷ちゃん(スレイブ)は、御主人様(マスタ)が指令しないと働かないのである。とりあえず御主人様に命令されると働きはじめ、その後は御主人様は動くことなく命令だけをするようになる。しかし、奴隷ちゃんがサボりはじめると、御主人様は立ちあがり、奴隷ちゃんを鋭いヒールで蹴っ飛ばし「さぼってんぢゃないわよ!」と叫ぶのだ。
さて、せっかく交換したのだから、もはや1号は必要ないのであるが、とりあえずスレイブの位置にネジで固定する。(この固定していなかったのはつまらない理由があって、2号購入時にネジを手に入れるのを忘れていて、しかし、スレイブの位置に置いたままでも完全に動作していたので、そのまま使用していたというだけのことである)固定はしたものの、中に入っているのは、Linuxだけである。しかも、Linuxを始めたばかりのころで、ほとんどなにも設定していない。しかも、カーネルが2.0の時代(現在は多くのディストリビューションが2.2、新しいもので2.4)である。絶対に使わない。というわけで、コネクタを挿さない、という究極の省エネと消音化を実現したのである。
つまり、奴隷ちゃんが出世してご主人様になり、ご主人様は零落して奴隷ちゃんになり、しかも食事(電力)も与えられず、仕事も与えられずという哀しい身分になったのである。もはや、ご主人様であるところの2号の天下。まさに下克上である。
というわけで、意外になにもなかったかのようにパソコンは復活したのであった。

16:19

雲行きが怪しいなあ、と思っていたら、降ってきました。間一髪のところでサッカーを見に帰っている途中であろうM1のSくんはやられてしまったことでしょう。助手さんは間一髪のところで帰って来られたようです。本格的に雨のシーズンに入ったというところなのでありましょうか。

2001. 6. 8 (Fri)

12:49

髪を切ってからというスーパー遅い出撃…しかし、北口商店街から駅に辿りつく前にH助教授(with 妻子)に遭遇。んー、適度に話していたものの、こんな時間にバッグを持って何故その向きから大学へ向かう?という疑問が先生のあたまにあったかなかったか、それは永遠に謎なのである。

16:43

13:20 原稿のプリントアウトを完了。
14:37 印刷完了。
15:19 ソート完了。
15:53 製本完了。
「第三回講習会 Linux入門講座」テキスト 80部完成。…今日の仕事ってこれだけ?うーむー。

2001. 6.11 (Mon)

12:32

週末はタイヘンであった。土曜日はパソコン講習会だった。内容はLinux入門講座なのだが、Linux起動不能が続出。原因不明であった。原因については、現在、究明中である。
というわけで、おつかれーなかんじで日曜日は過ごすものの、午後に至って、掃除するぞ!と一念発起。部屋の掃除をし、洗面所の掃除をし、ついでに部屋を軽く模様替えしてみた。いや、大きくは変わってないのだが、気持ちの問題である。これで、心機一転、となればよいが。
さて、本日は、午前中は部屋でボーっとしていたのだが、よし、朝メシを食うぞ!と一念発起(なにが一念発起だか)。ともかく、おそらく数年ぶりに「朝」「自ら」「マイ部屋で」スクランブルエッグを作って食すというブレックファストをしてみた。これがきっかけで、心機一転、となればよいが。(←ならねーよ)

15:47

おそうじしゅうりょうっ!
この研究室では、週ごとに掃除当番が学生の中で割りふられている。むろん、最高学年といえどもM2も例外ではない。4月から、B4、M1とまわってきて、今週が私の出番である。掃除当番の主たる任務は、ゴミ袋の交換および満杯のゴミ袋の集積所への移動である。さらに、研究室の掃除も行わなくてはならないのだが、これは、月曜日の輪講のあとというのが通例である。研究室の掃除は、掃除機でえいやぁっとやっつけた。さらに、ここ数ヶ月間は掃除されていなかったであろう洗面台も磨いてやった。そうだ、昨日もやったが、一度やり始めたら飽きるまでやる、趣味のお掃除である。
研究室に掲示されている掃除当番表を見ると、研究室以外に実験室や計算機室などの掃除がローテーションで組まれている。今週は…「下駄箱」か。なるほど、よかろう、徹底してやっつけてやる、というわけで、雑巾と掃除機を持って、下駄箱へ。えいやぁっときれいにしてやった。うむ、爽快である。
というわけで、労働のあとの一杯は美味いものである。こののどごしがよい。炭酸の爽快感がたまらない…、いや、コーラなんだけどね。(流石にビールは拙いよな)

19:15

時効成立。とりあえず、本日19時の申し込みしめきりは過ぎた。あとは非合法的な手段を使われないかぎり、とりあえず、9月下旬の学会には行かなくてもよいということである。
いや、昨年は行ったよ、自ら行きたいと宣言した上で。それは、卒論という結果を持っていたのもあるし、M1という時期もあったけれども、なにより、学会に参加しておきたい、むしろ参加したい、という意識があったからだ。それでは今はどうなのかというと、もちろん、学会なり何なりで発表したいという意思はあるけれども、まず、ネタがないというのがある。構想しているネタはあるのだが、実のところまだアルゴリズムの断片も浮かんではいないし、基礎知識もあやふやで、プログラムも1行も書いていない。そうなるとやはり辞退させていただきたいのである。
もちろん、逆に申し込んでしまって自分を追いつめて研究を進めるというのもなくはないのであろうけれども、それもやめたいのだ。そういうのは無理とか厳しいとかいうのもないではない。7月末(講演論文〆切)ないし9月下旬(発表の前日?)までに、いま考えている構想が結果として完成するかというと、おそらく無理であろう。ここで言っている「完成」というのはもちろん、途中結果としてではなく、という意味であり、それはもちろん、修士論文の内容としての完成(−αは許容するとしても)である。別に見栄を張るわけではないのだが、研究結果の切り売り的発表をしようとは思わないというのが正直なところだ。
幸いなことにこの研究室では、教授が既にある程度の地位を築いているらしいので、多くの発表をしなくてはならないというプレッシャーはそれほどない。そのぬるま湯に浸かっているつもりはないのだが、ともかく、結果を出さないかぎりは、いいかげんな内容の発表はしないと心に誓ってみるのである。
とはいっても、結果的に7月末までに結果のひと区切りを出さなくてはならないというプレッシャーからは開放されたわけである。いや、サボってると言われるのは心外ではあるが、はた目にはそう見えてしまうのかもしれない。
しかし…である。何れにしても今月末には、研究室内で進捗報告をしなくてはならない。いつのまにか2週間前などという時期である。M1の1年間に何をしてきたのかという気もするが、正直なところは「なーんもやってない」のである。だが、それなりの結果はなくとも、構想からアルゴリズムとその検証あたりまでは報告したいものではあるが、どうなることであろうか。そうだ、ここはやはり、持ち前の「度胸と愛嬌、イキオイとハッタリ」で… あ、今回は味方(共同研究者=センセ)がいない! げっ、あたふた!あたふた!

2001. 6.12 (Tue)

14:21

13:17 シャワーを浴びていると、携帯電話が鳴る。なんだっ?と思いつつ見ると、助手さんからである。全裸で応対する。テレビ電話は未来永劫にわたって一般化して欲しくないと思う瞬間である。
内容は、Borland Delphiのために作ったちょっとしたツールのインストールについてであった。しかし、何故、いまさらPascal? プロジェクト研究用には既にインストールしておいたはずだが…。意味を把握しないままに、そのファイルのサーバ上の位置を伝えて、あとはreadme.txtを参照してくださいと投げてみたのだった。

15:32

火曜日なのだ。「プロジェクト研究」なのだ。そして第2ステージであり、よって、学生は変わっている。ちなみに、今日は授業開始時間に研究室にいなかったため、どのような順番でパソコンが争奪されたかはレポートできない。前回は結構まじめな印象であったが、今回はノリがよさそうである。
今回もテーマは少し変わったようではあるが、基本的にはフィルタの設計のようである。さて、フィルタリングの結果を印刷したりしているのだが、彼奴らはカラーで、しかもExcelのデフォルトから色を変えて印刷しているのだ。しかも、趣味がいいんだか悪いんだか、全員違う色で印刷しているようである。助手さんがプリンタから出力結果を持ってくる。「ブルー!」「オレンジ!」「レッド!」…。お前ら、戦隊モノかよ!

23:11

かなり煮詰まり状態である。いや、急がなくてもよいのであろうけれども、夏が来る前に固めておかないと、夏に余裕を持った開発ができないからである。
それにしても、夕方に決まったのだが、通常輪講は7月半ばまで行うらしい。ということは、私はもう1本ほど論文を訳さなくてはならないということか、そうなのか、どうなのだ、よくわからない。現状(進捗度=ほぼゼロ)を鑑みつつ、「研究の進捗報告」と「関連論文の翻訳」を天秤にかけてみたところ、明らかに「翻訳」のほうが楽ちんではある。しかし、それをやっている間は研究はほぼ進まない。できれば、並行して進めて行きたいところではある。
最大の問題は、2年間も同じようなテーマの研究を続けている(いまのテーマはB4のテーマの延長線上にある)と、関連論文のうちでも適度な長さと内容のモノは枯渇してくるということである。ほんと、次回の私の輪講は、どのようにすればいいのだろうか…

2001. 6.13 (Wed)

13:21

どうも電話というやつが苦手である。部屋の電話が鳴るたびにどきどきする。うしろめたいことがあるわけではないのだが、誰だ、何だ、と思ってしまう。携帯電話ならばそうでもない。発信者がわかるからだ。しかし、今朝の電話は「非通知設定」だったのである。そうはいっても、何処からの電話かわからない。企業によっては必ず非通知になることもあるので、放っておくわけにもいかない。
 こっち 「もしもし…」
 あっち 「…」(背景にがやがやとした人の声=雑音)
 こっち 「もしもーし」
 あっち 「あれ?」(背景に「誰と話してんのー」というアホ声)
この時点で8割がたキレていたのだが、次のひとことで決定的にキレた。
 あっち 「あんただれー」
コントかよ! こんにゃろ。ひとのまどろみを邪魔しやがって。
 こっち 「てめーが名乗れ!(怒)
実にもっともな主張だと思うが、単純にキレているだけな気もする。
 あっち 「あん? あんただれだよ」
 こっち 「てめーが名乗れ!バカヤロウ(怒×2)
 あっち 「なんだと。調子こいてんじゃねぇ!クソジジイ!」
クソジジイって…。23歳の若者をつかまえてそれはないだろ…。しかし、一般的に考えてこういうくだらないことをする人間は、コーコーセーとかいう年少のクズである。そう考えれば、23歳はジジイかもしれないが。
 こっち 「調子ぶっこいてんのはてめーだろーが!タコ!
あとから考えてみると、罵倒語として“タコ”はないんじゃないかと思う。
 あっち 「いまからおまえんとこに乗りこむぞコラ」
 こっち 「あんたのほうから掛けてきたんでしょーが…」
我ながら情けないことに、根も葉もない脅迫にしてやられている。それまでの会話もとい罵倒戦から考えて乗りこめるはずがないのだ。しかし、第二人称が“てめー”から“あんた”に変わってしまっている。これは特記すべき事項である。
 こっち 「あんた、なんなんですか…」
 あっち 「…」(背景にがやがやした雑音)(ガチャ)
うーむー。目覚めの直後の勢いというのは恐ろしいものである。あとから考えて、この会話を知人が実際に聞いていたら、明らかにチンピラかヤクザであっただろうと思う。

2001. 6.14 (Thu)

13:55

雨が降ったらお休みで…といこうと思ったのだが、そういうわけにもいかず。それにしても、本格的に梅雨の雰囲気になってきた。
しかし、授業時間中だからかもしれないが、研究室内が寂しいような。スーパーフレックスタイムが採用されているから、日が暮れてからの出勤もOKなのではあろうが…。せんせーはかなしーぞ。

15:57

ふと気がつくと、Netscape 6.1 Preview Release 1が出ている。別に私はNetscape信者というわけではないのだが、Mozilla(もじら)とNetscape 6には注目および期待している。そういうわけで、6.1PR1をインストールするのだ。
さて、調査によっても異なるが、Internet Explorerのシェアは9割以上だという。それを信じるならば、もはやNetscapeは終わっている気がする。MACなどと同じで、既に「信者」しか使用していないのでは、とまで思う。かく言う私は、というと、ウチではIE5.5なのだが、研究室では「わかっている人間」であることを自負したいがためにNetscapeを使用している。普段はNetscape 4.7を、レイアウトを重視する場合にはNetscape 6を、それでも見られない(あくせしびりてぃ皆無の)ページを見る必要が生じたときにはInternet Explorerを使用するということをしている。
考えてみると、今の4年生というのは1998年に大学に入ったわけで、すなわち、Windows 98の時代にすでに入っていたわけである。大学入学とパソコンの使用を直接に結びつけるわけにもいかないのだが、しかし、Windows 95の時代を知らないという可能性が極めて高いのである。つまり、ブラウザ=Internet Explorerというのが既に刷り込まれた世代なのである。そんな中で、研究室の既定のブラウザをNetscape 4にしておくというのはやはり酷なのであろうか、と思ってみたりするのであった。
それでも、Unix OS(といっても私の手許にはLinuxしかないのだが)を支持する私としては、MozillaとNetscapeには注目および期待していきたいのである。

2001. 6.15 (Fri)

17:00

集中力が続かない。ワンセンテンスを訳すのに十数分を要している。というよりも、実際には数分しかかかっていないのだろうが、集中力が続かないので、結果としてそういう平均進行率になっている。
ちなみに、今日も午後出勤(…のわりに、研究室には私以外にひとりだけ)。どうもよくない。いいわけさせてもらえば、昨年までは、午前中に輪講があったために、少なくとも1週間に1回はリセットできていたのが、今年は輪講が午後なために、リセットがきかないのだ。って、まさにいいわけでしかないのだが。週末リセット作戦を敢行しなくては!

2001. 6.18 (Mon)

12:52

うわぁぁぁ!週末を見事に純粋な週末としてすごしてしまった。しかも風邪気味だし、喉が痛い。
さらに、ハードディスクが完全に沈黙。なんとなく予感として、今回は復帰しないのではないかという気が。しかも、筐体の解体中に右手の親指を負傷するし。キーボードもまともに撃てやしない。だが、あのマシンにこれ以上の延命措置を施すのもいやになってきたなあ、新規購入の検討を本気ではじめようかなあ。

16:24

ハードディスクの破損によって失われるもの。

別にこれだけというわけではないのですが。

16:40

いやん。ヒマではないのに、思わずバージョンアップしてしまった。<markup>...</markup> を使用することで、生のHTML(ブロックエレメント)を埋め込む機能を追加。いかん、なにやってんだろ。

17:12

というわけで、ひさかたぶりにネタ帳機能を。

長さの基準
微文積文でもふれたことがあるが、1mとは「光が真空中で1/299792458秒間に進む距離」である。有効数字とかではなく、「定義」であるから、これでぴったりである。
時間の基準
同じく。「セシウム133原子が基底状態の時の2個の超微準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間」を1秒と定義している。
屈折率
高校時代には常識だったのに、さっきはおぼろげにしか思い出せなかった。
媒質Aから媒質Bに光線が入射するとき、
 屈折率 = sin(入射角) / sin(屈折角) = (媒質Aでの光速度) / (媒質Bでの光速度)
媒質Aが真空である場合を「絶対屈折率」と呼び、いわゆる「屈折率」とはこのことである。
 空気: 1.000292 水: 1.3334 石英ガラス: 1.4589 ダイアモンド: 2.4202
おぉ!私の記憶は正しかった。ダイアモンドは屈折率がでかい。(いや、「でかい」ということしか記憶してなかったが)
retro-
意味としては「後方へ、遡って、逆に」などである。「レトロな街並み」というと「むかし風の」といったところか。しかし、問題はそんなことではないのである。この「レトロ-」を聞いた途端に「レトロウィルス」などという言葉が浮かんだのだ。
レトロウィルス
遺伝子としてDNAではなくRNAを持ち、逆転写酵素を持つウィルス。

生物界の中で唯一逆転写酵素を持ちます。生物界のセントラルドグマ(中心命題)として、タンパク合成はDNAからRNA(m-RNAやt-RNA)へ遺伝情報が伝達されタンパク質が合成されることになっており、その逆は絶対に起きないことになっています。しかしながらレトロウィルスだけは例外です。レトロウィルスが遺伝子として持っているのはRNAです。そのRNAを寄生主の細胞の遺伝子(DNA)に潜り込ませる際に、逆転写酵素を用いてDNAを合成しています。このようなことができるのは生物界の中でもレトロウィルスだけです。(*)

というわけで、HIVなどがこれにあたるらしい。

それにしても、輪講中に意識が発散している。いかんいかん。

18:30

「銀座 木村屋總本店 赤道直下のドーナツ ¥100 (税ぬき)
 注意:大変辛いドーナツですので、小さいお子様にはお勧めできません」

ふーん。それで? むしゃむしゃ…(10秒経過) …ごくごく。

2001. 6.19 (Tue)

17:27

どうも今回の「プロ研」の学生は賑やかすぎる印象を受けたので、みなさんには悪いが、火曜日の午後はサボタージュさせていただくことにした。よって、16:30に研究室に到着。が、しかし、まだ学生たちは頑張っていたのだった…別にいいけど。
昨夜は、パソコン復活作戦を展開した。死にかけているディスク(2号 = 8GB)はとりあえず放っておいて、生きているディスク(1号 = 2GB)からLinuxに消えてもらってWindowsをクリーンにインストール、そこからIEをはじめとするいくつかのソフトをインストールして、(データはともかく)環境としては復帰したのである。
さて、死にかけの2号を接続して再起動をかけると、おお、動く、認識している。というわけで、アドレス帳とメールの履歴、ICQのデータを移動…そこで「カコンカコンカンカン」と異音が。2号は意識を失った。しかたないのでシャットダウン。
ハードディスクを触ってみると、熱いのである。もちろん、CPUのヒートシンク(触ることは不可能)ほどではないのだが、熱くなっているのである。これはっと思って、ディスクを冷蔵庫へ。冷却するのだ。結露の心配はあるが、気にしないでいこう。
冷却中にIE5.5をダウンロードしてインストール(約1時間)。冷蔵庫から取りだして周囲の雰囲気に慣らしつつ、さらにICQ2000をダウンロードしてインストール(数十分)。メール・アドレス帳・ICQを完全に復活させたのち、シャットダウンして、冷却済ディスクを接続、起動。おお、認識している。それでは、ブックマークフォルダといくつかのソフトを移動…「カコンカコンカコン」さっきより早いぞ。シャットダウンだ。外して再起動。
ともかく、わかったことは、「死にかけているハードディスクを冷やすといいらしい」ということである。
しかし、復活させたいデータファイルは、まだメガ単位で残っている。我が闘争はいまだ継続中なのだ。

20:58

あら、雨が降っているわ。しかも、のどが痛いわ。さらに、あたまも働かないわ。というわけで、今日はおわりにしたいわ。明日こそは早く来ることにしたいわ。
命題: 夏風邪は馬鹿がひくとは真実なるや?

2001. 6.21 (Thu)

9:30

かねてより風邪気味を主張していたが、このたび本格的に発症して(現在進行形)いる。昨日は首を動かすと喉が痛いなどというわけで、自宅療養(サボタージュではない)とさせていただいた。本日は、のど飴を大量に携えての出勤である。

9:56

科学(science)における実験(experiments)とは、仮説の検証を行うことにある。
というわけで、一昨日の夕刻から昨日の未明にかけて行われた実験の結果を報告したい。はじめに、この実験における仮説を明らかにしておこう。すなわち「調子の悪いハードディスクは冷却することによってクラッシュを防止することができる」である。前日の検証により、冷蔵庫で冷却するとディスクが復活することは判明したと思われる。今回はさらに過激な冷却を行う。保冷材(冷凍庫で冷却/凍結済)を接触させることによる直接冷却を行いつつ、ディスクを使用した。
過度の期待をしないことがコンピュータにおいては必要な才覚のひとつだが、なんと!見事に長時間の運転に成功したのである。具体的には、これまではたかだか数百キロバイトの転送(メールのデータ・アドレス帳・ICQのデータベース)にしか耐えられなかったディスクが、数百メガバイト(バックアップされたソフトウェア・過去の遺産的ファイル群・MP3ファイル群)の転送に成功したのである。
さて、これだけでは仮説の検証には至っていない。逆もまた真ということを検証しなくてはならないのだ。すなわち「冷却しなければ短時間でクラッシュに至る」ということである。この検証は簡単である。接触させておいた保冷材を外せばよいのだ。さらに、高密度な運転を強制するために、スキャンディスクを敢行。異常なし。いやそんなことは聞いていないが。通常運用を続けること十数分後「カコンカコンカコン(禍根などと変換してくれるな)」という、いまや聞きなれた音が。見事(?)に意識不明に陥ったのである。
そういうわけで、Officeアプリケーションはインストールしていないものの、環境とデータとしてはほぼ完全な復活を遂げたのである。唯一の問題は、ハードディスク1号は古いので音がうるさく、またアクセスが少しばかり遅いということであろうが、この際、文句は言っていられないのであった。

10:47

ときに「微文積文」という、一般にはありえない言葉を検索することで、私のささやかな虚栄心を満足させている。つまり、この言葉は何処にもありえないわけで、検索結果はことごとく私自身に関連しているはずだったのだ。
しかし、である。世の中には同じようなことを思いつく人がいるもので「月見風呂」の「思いつき文章」である。しかも、おそるべきことに作者は1977年生まれであった。

18:25

いつになく早く大学に来た、すなわち、いつになく早く目がさめたためか、眠いのである。こんなことでは、数式の多い論文の理論部を理解することなど到底不可能である。しかも、今回の論文は、研究室所属以来ひたすら避けていた数式満載の論文なのである。すなわち、自分を鍛え、勉強するには絶好の資料なのである。しかし、それはまた、睡魔を呼び寄せるための格好の餌にもなり得るのであった。
なにが悪いのだろうか。とりあえず…、とりあえず机の上を片づけよう!(←定期試験の直前に部屋の掃除をするタイプの人間)

2001. 6.22 (Fri)

17:59

昨日は早く目がさめたので油断していたら、今日は昼になっていた。おそらく、午前4時をすぎるまでテレビを見ていたのが悪いに違いない。テレビっ子ではないのだが、ねむれないのである。さて、左肩が痛い。寝かたが悪かったに違いない。さらに、のども痛い。パブロンの効果が少ないに違いない。のど飴の効果はなかなかあるようである。
それにしても、パブロン。「〔用法・用量〕15歳以上1回3錠」と書いてあるくせに「55錠」とはどういうことか。それはつまり1錠ほど余るということだ。これはなにかの謀略なのだろうか?

2001. 6.23 (Sat)

12:13

流石に週末である。誰もいない。こうでないと、落ちついて勉強(or 研究 or 仕事 or 秘密任務?)ができないのであります。といっても、平日でもこの時間はまだほとんどいないといううわさの我が研究室だったりするのだが。

2001. 6.25 (Mon)

9:54

とっても不規則なのである。昨夜はなかなか寝つかれず、5:30になってなお睡眠に入れなかったので、諦めて今に至っているのである。なにしろ、5:30から8:00前まで読書をしてすごしているのであるからして、既にして目が赤くなっているのである。この状態で、13:00から始まる輪講を乗りきれるのであろうか?
といっても、今日の輪講はB4ひとりだけなのではある。先々週あたりまではこの私も今日だったはずなのだが、夏まえの時間調整ということで来週に移ってしまっているのである。わーい、などと喜んでいる場合ではないのだ。輪講が1週間遅れたということは、すなわち本格研究が始められないということなのだ。いや、さっさと準備を終わらせればいいのだが、そこはやはり、あっぷあっぱーの宿命というか、ギリギリまで時間をかけてそのスリルを味わいたいというか…そんなんじゃダメだと思うのだが。

12:00

ダメだ、ダメだ、ダメだ。なにをおそれているのだ。はじめから効率とかスピードとか考えていてもしかたがない。まずは手を動かすのだ。とりあえずはprimitiveな(原始的な/馬鹿正直な/力ずくな)コードでもいいから、ともかく書くのだ。バージョンゼロでは、feasibility (実現可能性/予備的な試行)だけを確認するつもりで作るのだ。まずはアルゴリズムの確立と動くプログラムを書くこと。たとえもしも初めのプロトタイプが全面破棄されることになるとしても、まず書かなくては始まりゃしない。

19:17

研究室で口の寂しさを癒すものとして、ガム・お菓子、そして現在はのど飴などがあるのだが、なんといっても、コーヒーである。インスタントでもドリップでもいいのだが、お湯さえあればOKという安上がりな飲料なのである。
さて、夏なのである。あたりまえだが、ホットコーヒーは熱い。というわけで、アイスコーヒーに挑戦なのである。しかし、研究室の冷蔵庫には製氷器が入っていなかったのであった。しかし、諦めてはいけない若人よ。そこには、コンビニで売っているロックアイスが袋で凍っていたのだ。おそらく飲み会の遺物であろう。しかし、喜ぶのははやい少年よ。その氷はひとかたまりに凍っていたのである。おそらく、いちど解けた氷片群が再び凍結したのであろう。しかし、失望してはいけないのだ若者よ。机の角で叩いて割るのだ。石橋を叩いて割って組みなおしてから進むのだ、慎重すぎる人よ。というわけで、やっとアイスコーヒー(インスタントコーヒー+ロックアイス+ミネラルウォーター)が完成したのだ。運動のあとの冷たい飲みものは最高だ…ってなにか間違っている気がする。
ところで、アイスコーヒーを「れいこー」と呼んでいた大人のもとで育ったのだが、これは地域の問題でしょうか、それとも世代の問題でしょうか、この謎に誰か答えてくれませんでしょうか。

22:47

アホである。2時間少々かけて微文積文である。ひさしぶりに、ちょっと意味のある戯言である。まあ、いろいろほざいてはいるが、要するに、こういうことである。

今日から「オフィシャル隠しリンク」として公開。

2001. 6.27 (Wed)

9:29

昨日は起きたら午後も遅かったのだ。そもそもその時間からすぐに行っても、「プロ研」の火曜日だから、17時ごろまで集中できない。というわけで、渋谷に出かけた(←どこが、「というわけで」やねん)。まあ、ぶらぶらしつつ、Book 1stに入って、気がつくと文庫本が4冊…。2,500円弱の出費。おかしい、絶対におかしい。その後、アイスコーヒーを飲みながら、ボーっと読書。渋谷についた時点で、もはや昼間ではない、という時間だったが、気がつくと夜である。そういうわけで、店を出て、ふらりふらり。優雅(?)な平日の午後であった。

さて、暑い。雨が降らなくなったと思ったら、暑くなった。で、今日は遠足日和なのだろうか。乗換駅でも大学前の駅でも小学生の軍勢に遭遇してしまったのである。にしても、暑い。誰か俺より先に研究室に来て、エアコンつけとけよ。

10:31

うげっ、やってしまった。アイスコーヒーをつくろうとして、先日のとおり、氷を机の角にぶつけて割ったのであるが、こぶしより少し小さいくらいの、大きなカケラが出来てしまったのだ。もちろん気にせずに放りこんで、しばらくステアである。
ちなみに、酒を飲むときの氷、つまり、ロックに用いる氷だが、あれは、カタマリ1個で、しかも、球形に近いのが理想的である。何故なら、酒が水っぽくなってしまうのは好まれないからである。水っぽくなるのは氷が溶けるからで、よって、表面積が最小になる球が最適なのである。
もちろん、研究室にアイスピックなどは(おそらく)ないので、この割りだした氷を球形にしたりなどはしないのだが。

2001. 6.28 (Thu)

15:41

昨日は、夕刻から雨とか雷注意報とかが出ていたので、さっさと研究室を辞去させていただいた。だがしかし、そのわりに雨なんて一滴も降らなかったのであり、今日も暑いのである。暑いのだが、この時点で暑いと言っているようでは、7月8月を乗りきれないのではないかと不安になってしまうのであった。

17:19

まず、こちらのページの「6/25/2001(Mon) 音楽」という記事を読んでください。6/25 は目なり何なりで探してください。

読みましたね。はい、「隣の家の人」というのは私なのである。つまり、彼は私の部屋の隣の住人なのだ。しかし、これは大いなる誤解なのである。すなわち、「私はモーニング娘。をかけていない!」ということなのだ。娘。をかけているのは、私の部屋の隣の人間なのである。つまり、この記事を書いている彼は、私の部屋の右隣の住人で、娘。をかけているのは、左隣の住人なのである。
実は、娘。のオンエア(?)は午前零時を過ぎてから始まることもあるのだ。そのボリュームたるや、隣の隣の住人をして、隣の住人がかけていると思わせるものであるからして、ご想像いただけるものと思われる。しかも、窓を開けた外からのほうがよく聞こえるということは、そのDJたる住人は窓を開けてかけているということか。まったくもって、非常識としかいいようがあるまい。
といって、別に騒音だとか眠れないだとかいうつもりはないのである。ただ、イントロだけじゃなくて、全曲流してくれれば、少しは気にならないかなあと思うのだ。「恋のダンスサイト」ならば踊ってあげるし、「サマーナイトタウン」なら「大キライ 大キライ 大キライ 大スキ」のあとの吐息を一緒に出してあげるのであるから…。もとい、隣の住人に誤解されることを避けたいだけなのである。なんの誤解かというと、もちろん「モーニング娘。のファン」だという誤解である。
しかし、なんの意図があってイントロだけを数十秒だけ繰りかえしているのか? それは、私にとっても、まったくもって謎である。

2001. 6.29 (Fri)

17:46

なにが間違っているかといって自分自身なのだが、どうも、マトモに寝てマトモに起きたという記憶が最近まったくない。今週について考えてみよう。

つまり、朝から来ているときは徹夜、昼から来ているときは寝坊、というわけである。そういうわけで、今日も眠らずに朝から研究室に来てもよかったのだが、それでは午後に使いものにならないので、計画的に昼までの睡眠をとったのであった。しかし、学生でないとこんなのは許されるものではない。いや、学生でも許されないと思われる…。
さて、どこかでズレを解消しなくてはならないが、そのためには、マトモに就寝した上で、マトモに起床し、しかもそれを継続するというシチュエーションが必要とされるのだ。

2001. 6.30 (Sat)

13:25

そういうわけで、昨夜は気合いを入れて眠りについたのであった。なぜなら、今日の朝は早く起きなくてはならなかったからである。9:30集合で、Linux講座(6/9)のリベンジマッチなのだ。前回までは午後まであったのだが、今回は人数も少ないということで、午前中のみである。よって、午後からは研究室で勉学に励むことができるのだ。
しかし、昨夜もやはりベッドでしばらく眠れず、朝も中途半端に早く目がさめたので、この時間になって微妙に睡魔が近づいて来ているような気がするのだが…。

17:44

何故、この週末に研究室にいるかというと、来週の月曜日の輪講の担当だからである。平日のうちに準備を済ましておけという気もするが、平日は気力がはかばかしくないのである。また、週末は研究室に誰もいないので好きなようにできるというのもその理由である。もちろん、九割がたは終わっている。もう少しばかり詰めておきたいというポイントがいくつか残っているだけなのである。
ところが、どうせ明日もあることだし…と思うと、今日の気力もやはりそれほど高いものにはならないのであった。


Tetsuya Ishihara